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広報室(2ページ) 分子研リポート2009 | 分子科学研究所

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Academic year: 2018

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研究支援等 81

4-3 広報室

「アカウンタビリティ」という言葉が喧伝される昨今,老若男女を問わず広く一般の方々に分子研の研究活動や役 割を分かり易く伝えることの重要性が益々増加している。このような広報活動を進める組織として,分子研には広報 室が設置されている。本年度当初のメンバー構成は,広報室長ならびに副室長として研究教育職員2名,技術職員1名, 技術支援員1名であったが,広報活動の一層の充実を図るため11月より新規採用の技術職員1名が加わった。

広報室では,この数年来,広報活動のより一層の充実を目指して,様々な改革を進めている。ここでは,以下の各 項目に関して簡単に報告する。

(1) ホームページの全面改訂 (2) 日本科学未来館との連携 (3) 展示室の新設

(4) 紹介ビデオの作成

4-3-1 ホームページの全面改訂

平成21年4月に分子研ホームページ(http://www.ims.ac.jp/indexj.html)の全面的な改訂を行った。この改訂につい ては,所内の若手研究者を中心とした「ホームページ改訂ワーキンググループ」において議論を重ね,分子研の最重 要な3つの機能,つまり,①分子科学研究の C O Eとしてのアクティビティー,②共同利用研としての意義と具体的 な利用の仕方,③総研大を含む教育面での貢献,を明確にアピールすることをコンセプトとして進められた。トップ ページに3つの大きなボタン「知る」「使う」「学ぶ」を配置したことは,このコンセプトを端的に示したものである。 これら3つのボタンをクリックすると,①〜③に関して系統的に説明するページへと進むことができる。例えば,「使 う」のページでは,「施設を利用したい方へ」「共同研究を行いたい方へ」「研究会を主催したい方へ」の大きなボタ ンがあり,共同利用を検討されている方々に,分子研で何ができるのか(もしくはできそうか)が一目でわかるよう になっている。一方,「学ぶ」のページでは,現役総研大生および卒業生の声が本人たちの写真付きで紹介されており, 分子研における教育活動がヴィヴィッドに理解できる内容となっている。また,親しみ易いホームページとなるよう にヴィジュアル面も重視し,トップページには「最新情報」「各種研究会案内」「学術トピックス」などのバナーを良 く吟味して配置し,また,分子研紹介ビデオのストリーミングも行える。

4-3-2 日本科学未来館との連携

東京お台場にある日本科学未来館は,最先端の科学技術に関する情報の発信と人の交流のための拠点として,館内 での展示やイベント,セミナーに力を注ぐばかりでなく,研究者・技術者,メディア,行政,学校,産業界などとのネッ トワークを築くことにも務めており,先端科学技術と一般市民とをつないでいくことを目指している。平成20年11 月には,館長の毛利衛氏が未来館職員3名の方々とともに岡崎を訪問され,3研究所を見学されるとともに,研究所 長との懇談,ならびに広報担当者との意見交換を行なわれた。これを契機として,日本科学未来館と岡崎3研究機関 とにおいて,学術研究交流の推進と一般を対象にした科学コミュニケーション活動の推進に資する活動を図ることを 目的として,相互協力に関する協定を締結した。この協定締結を記念するキックオフイベントが,平成21年11月 26日に未来館において開催された。講演,クロストーク,展示体験コーナーといった様々なかたちで,分子研を含 む岡崎3研究所の研究者ならびに職員が来場者と交流を持った。また,10月の分子研一般公開の直前には,未来館 から2名の科学コミュニケーターを講師として迎えて「魅力的に科学を伝えるための A B C 」と題したセミナーを実施

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82 研究支援等

し,研究者が一般向けにイベントを行う際の留意点やいかに魅力的に説明するかのノウハウ,また,研究アウトリー チの意義について講演を行った。今後も,このような未来館との合同の企画やイベントを積極的に活用し,一般社会 への広報・アウトリーチ活動の更なる展開を目指すべきと考えられる。

4-3-3 展示室の新設

見学のために研究所を来訪される方々は年間100名以上にのぼる。このような研究所見学に際して,分子研におけ る研究活動を分かり易く伝え,さらに,分子科学への理解を深めて頂くことを目的として,研究棟1階に常設の展示 室を新設することとした。写真や動画を多用したグラフィックパネルや研究施設の模型,サンプルの実物展示,分子 科学の基礎を体験できるモデル展示などをコンパクトに配置し,分子科学の意義から最先端の研究までを楽しみなが ら理解できるように企画・設計を行った。当展示室は,平成22年度当初よりの運用を予定している。

4-3-4 紹介ビデオの作成

所外の見学者が研究所を訪問される際などにお見せする目的で,平成20年度に研究所の紹介ビデオの作成を行なっ た。本年度は,さらに内容を充実させるために大幅な改訂作業を行った。分子研の4研究領域(理論・計算分子科学, 光分子科学,物質分子科学,生命・錯体分子科学)における研究紹介に加えて,研究施設,共同利用研究,総研大に おける教育,の各項目に対しても紹介する内容となるよう企画した。

参照

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